在東京のイラク共和国大使館がイラクの遺跡・文化財総局の代表団を迎える

2025年1月24日(金)、在京イラク共和国大使館は、重要な会議を主催しました。この会議には、アリ・オベイド・シャルガム氏が率いるイラクの古代遺跡・文化遺産総局の代表団と、古代遺跡や文化遺産を専門とする日本の様々な大学の学者たちが参加しました。この会議は、文化遺産の保存におけるイラクと日本の文化的・科学的協力を強化するための取り組みの一環として行われました。
臨時代理大使は、このイベントを主催できたことに誇りを表明するとともに、文化遺産の保護と保存においてイラクと日本が協力する重要性を強調しました。文化遺産は人類共通の遺産であるとし、相互訪問を継続することの重要性も指摘しました。これらの訪問は、イラクと日本の人々の深い文化的・歴史的絆を反映していると述べ、これらの取り組みがイラクの遺産の国際的な認知を高める具体的な成果につながることを期待しているとも述べました。
会議では、考古学的発掘プロジェクト、イラク国内の考古遺跡の保存と維持管理、日本の先進技術を活用した遺物の記録と修復に関する技術移転など、さまざまなテーマについて建設的な議論が行われました。また、イラクの古代遺跡・文化遺産総局の代表団は、文化遺産の保護や損傷した考古遺跡の復元に向けたイラクの現在の取り組みについて概要を説明しました
